朝、目を開けたら空気が冷たくて

窓を開けたら銀世界



雪兎 

「銀ちゃん!みてみて!!」

朝っぱらから響く声

いつもなら何とも思わないあいつの声も、二日酔いの今の俺にはタダの騒音



「うるせー ちったぁ黙ってろ・・・」

そう言った俺の声も届かないのか窓の外からあいつは俺を呼び続ける

「銀ちゃん、真っ白だヨ!出てくるアル!!」



なおも無視し続けるとあいつは大声で

「早くでてこいアル!!この天パー!天然パーマネント!!」

「うるせぇぇぇ!!大声出したら頭に響くだろーが!っておれも大声出してるし」

そう言って俺はしたに降りた

「みて、これ」

指さした方を見るとそこには

「へぇ、おまえこんなもん作れんのか」

「どーいう意味ネ、返答によってはストパーにしてやル」

そっちの方が嬉しいけどな そんなことを思ったが正直に言っておいた



「おまえ、よく雪兎のこと知ってたな、ってことだよ」

俺の見下ろす先には2つの雪兎



「故郷でもあったヨ、こっちが銀ちゃんでこっちが私アル」

「新八は?」

「私、眼鏡嫌いなんだよね」

俺に背を向けているからあいつの表情はわからない



あいつの背中から聞こえてきた小さな声を俺は聞き逃さなかった



「もう少し、2人でいたいヨ・・・」



神楽が向こうを向いていてくれて良かった

こっちを見たらきっと俺の顔が赤くなってる事に気がついただろうから