「死ねェェェ!」
「テメェが死ねェェェ!!」
いつものように出会ったら即バトル開始
まァ、目があった瞬間、俺達の足は地面を蹴っている
それはもはや俺らの中での暗黙の了解みたいなものだ
(けれど、一日に何回も戦う訳じゃない)
一体、いつからこんなコトになったんだろうか
アイツは夜兎で俺は人間で、歳の差は・・・四歳ぐらいだろうか
初めて見たのはいつだろう、池田屋事件のときだろうか
とりあえず、初バトルしたのは忘れはしない、あの花見の時だ
天人とはいえ、四歳も歳のはなれた少女に負ける気はなかったけど、アイツは強かった(今も強いけど)
あのどうなってるかよくわからない傘(むしろマシンガンだ)で応戦してくる
それよりもあの小さな体のドコにあんな力があるのかが謎だ
なんて、こんなことはどうでも良いのだけど。
アイツとほぼ毎日戦っていてわかった
アイツは笑わないんだ、一回も(戦ってるとき笑ってても怖いんだけど)
たまに、ニヤッと笑うときもある
人をバカにする時とか
でも心の底から笑っているのは見たことない
誰だって笑ってる方が可愛いんだ、アイツだって
「あ、銀ちゃん!」
旦那を見つけて走っていってしまった
その時、見えたアイツの顔は笑っていて、
あぁ、やっぱり笑った方がかわいいや
(その笑顔が旦那に向けられている、ってのが気に入らないけど)
笑った方が可愛い
Title by ごきげんよう。