起きて、一緒に話そう?
起こした理由は
「おーきたぁ」
ねーねー、沖田ー、と気持ちよく寝てた俺をユサユサ揺らす
(あァ、せっかくあと一歩のところで副長になれたのに)
「おーい、聞ぃてんのか、テメ、起きろヨ、オイ!殴るぞ!!」
だんだん脅しのような言葉になってきた(と言うか脅しだったんだろう)からムクッと起きて
アイマスクを上にずらしてアイツを見る
「何でィ、人がせっかく気持ちよく寝てたのに」
「あ、うん。ゴメンネ」
(・・・珍しい、雨でも降るかもしれない)
「・・・素直なお前、気持ち悪い」
「失礼アルナ、せっかくあやまったのに」
ペッと言いながら向こうを見る神楽
「神楽」
「・・・何アルカ」
向こうを見たまま返事をしてきた
素直だと思ったけど、やっぱり素直じゃないなァ
そう思ったらなんだか笑えてきてくすくす笑ったら神楽は変なものを見る目で
俺を見てきた
「・・・キモイ、何笑ってるネ」
「いやァ、ガキだと思いまして」
ひとしきり笑い終わって思い出した
何で神楽が俺を呼んだか理由を聞いてなかった
「何か用でもあったんじゃねぇのかィ?」
そう問いかけると神楽は口ごもりながら言った
「お前と、話したいなぁ、って思ったダケ、ネ」
(・・・やっぱ今日のあんたはおかしいや、あ、ヤベ、顔暑い)
でも、嬉しかった、から
「なんて言ってるかわからなかったんで、もう一回お願いしやす」
「っ・・・サドォォオ!!」