会いに行くのに理由なんていらない


「チャイナが・・・?!」






朝ぼんやり縁側に座って空を見上げていたら土方さんが来た

「オイ、総悟」
「何ですかィ、朝っぱらからマヨネーズ臭体からはなってんですかぃ、あぁ、臭い」
「・・・」

珍しい、いつもなら刀を抜いてそこになおれェェェ!とかいいながら追いかけてくるのに
そんなことをぼんやり考えてたら、土方さんが頭をたたいてきた

「いってぇなぁ」
「シャキッとしろ」
「用件いいやがれ土方コノヤロー」

さすがにイラッときたのか青筋を立てながら言った

「チャイナ娘が目ェさましたそうだ」
「チャイナが・・・?!」

ようやく目が覚めたのか、これで万事屋の旦那達も安心だろう

「行かないのか」
「・・・ドコにですかィ」

答えは分かりきってるのに聞いた
きっと土方さんもそう思ったことだろう

「・・・チャイナ娘のとこだ」
「俺が行っても、意味なんかねーでさァ」

こんな事言ったって、どうせあとでチャイナのいる病院まで行ってしまうんだ、俺は

「意味なんて、いらねーだろ」

そういって土方さんは行ってしまった

「総悟」
「まだ用が?」

角を曲がる前に、土方さんはふり返った

「午後から会議あるからな、遅刻すんじゃねーぞ」

それだけ行って今度こそ土方さんは歩いて行った
ようするに、早く行って帰ってこい、ということか

「・・・クソッ」

何でもお見通し、ってわけか?




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