ガガガガガガガ
傘の先端を高杉に向けて銃を乱射する
「おい、一発もあったっちゃいねーぞ、そろそろ限界か?」
「っ・・・」
認めたくはないがそうだった
辰羅との戦いでかなりの体力を消費してしまっていた
先ほどの戦いで受けた傷がまた痛み出してきた
再生力がついていっていないのか・・・
傷口からジワ、と血がにじみ出てくる
「くっ・・・」
走った後に大量の血痕が残る
息が吸えない、早く走れない・・・
とたんに目眩がしてよろめいた
一瞬の隙だが高杉が見逃すわけがない
キィィン
高杉の強烈な一撃が神楽を襲う
ガッ
傘で何とかふせぐ
このまま、おしきって・・・!
その時傘が不吉に、しなった
「?!」
ガキィッ
「っ!傘が!」
真っ二つに折れた傘
そのまま刀は神楽の体を斜めに切った
「ぅあぁぁぁっ」
とっさに避けたため傷は浅い
だけど、今の神楽には十分すぎるほどの痛みだった
床に倒れる神楽の喉元に刀を突きつける
目が霞む・・・高杉を睨みつけるが目が霞んできた
「じゃぁな、夜兎の獣・・・」
「た・・・かす、ぎっ・・・」
意識がとぎれた
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