パトカーの音が近づいてくる

「・・・パトカー?」
「役にたたねぇ奴らがきやがったか」

たくさんのパトカーから見覚えのある制服を着た男がたくさん降りてきた

「しっ・・・真選組だぁぁ!」
「逃げろぉぉ!」

真選組を見た浪士達はあわてて逃げ出したり刀を抜く者もいた

「どうするネ、このままじゃお前らあいつらに捕まるアルヨ」
「何言ってやがる、言ったろうが、お前を殺して逃げる、ってな」

そういうと高杉の刀を持つ手に力が入った

「!」

ヤバイアル・・・早く、早くコイツを・・・







「近藤さん、どうしたんですか?」
「おぉ、新八君、いや・・・すごいありさまだな・・・」
「えぇ・・・」

辺りを見回すと辰羅の男との戦いでできた瓦礫や倒れている浪士が大勢いた

「・・・よし、トシ、倒れてる奴連れて行くぞ」
「あぁ、今山崎が連れて行ってる、辰羅族がいたそうだ」
「辰羅が・・・?何かありそうだなよし、そいつはとっつぁんのトコに連れて行ってくれ」
「わかった」
「しかしすごいなこの戦い・・・煙やら埃でよく見えんが、一体誰が高杉と戦っているんだ?」
「俺にもみえねぇな・・・まぁ、コイツがいるって事はアイツ、だろ」

そういって新八をチラ、と見る土方

「やっぱり、・・・だろうなぁ・・・」

"アイツ?"

何を言っているんだ、二人とも・・・

「アイツ、って銀さんのことですか?」
「あ?あぁ、それしか考えられねぇだろ、そういえばチャイナ娘はどうした」

土方の問に答えれなかった
だって、自分だっていまだに信じられない、信じたくないから

「銀さんじゃない・・・」
「?何いって・・・」

小さく呟くように新八の口からでた言葉は近藤と土方には聞こえなかったようだ

「新八君?」

あぁ、なんで気づかないんだ

「あれは・・・あれは銀さんじゃない・・・神楽ちゃんなんだ!!」

新八の口からでたあまりにも信じられない言葉

「か、ぐらって・・・」
「チャイナ娘か?」

信じられない、と呟く二人に向かって叫んだ

「あそこにいるのは神楽ちゃんだ!戦っているのは銀さんじゃなくてっ・・・!!
銀さんは大けがしてて家にいるんです!このことを何もしらないんだ・・・だから・・・」

声が出ない

「チャイナ娘が・・・」
「本当にか?」
「・・・確認してみてください」
「トシ!総悟は?!」
「・・・アソコだ」

沖田は戦いを食い入るように見つめている

「総悟」
「近藤さん、アイツはチャイナで間違いありませんぜ」
「・・・」

やっぱり、真実・・・
でもどうすることも出来ない

「どうする?近藤さん」
「邪魔にならないようにしよう、トシ、コイツらつれてくぞ」
「あぁ」

近藤は山崎と共に倒れている浪士達を車に乗せていく

「土方さんチャイナの野郎、本気ですぜ」
「・・・だろうな、いくらなんでも高杉が相手だと本気ださねぇと殺されるだろうしな」
「・・・俺と喧嘩するときと全然ちげぇや・・・アイツ、本気じゃなかったんですねぃ」
「・・・」

悔しい、いつでも本気だったのは俺だけか

「勝てよ、チャイナ お前は俺がやるんですからねぃ」




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