町は赤とか黄色とかのたくさんのピカピカに彩られて
サンタとかサタンとかがどっかからか持ってきたプレゼントを持ってきてくれるらしい
私も何かもらえるのかなぁ
めりーめりーくりすます
「めぇりぃぃくりすまっすー!」
「げはぁぁぁっ!!」
バーン!と襖が吹っ飛ぶ程の馬鹿力(・・・というか吹っ飛んだ)
で銀時の寝ていた和室に飛び入ってきた
で、そのままの勢いで寝ている銀時の布団にダイブしてきた
「神楽ぁぁぁテメェ何ぃぃぃ?!」
「だからぁ、めりぃくりすます、アルヨ」
「すいません、銀さん、僕が起こして、って頼んだんですよ」
「新八ぃぃテメェの仕業かコレ!内蔵飛び出るかとおもったんだけど!」
口から血を垂らしながら新八の胸ぐらを掴む銀時
「銀ちゃん!パーチーアル!クリスマスパーチーしようヨ!」
そう言いながら神楽が銀時の胸ぐらを掴む
「銀さん、たまにはやりましょうよ、パーティーとか」
「おまっ、馬鹿にしてんのかコノヤロー!パーチーなんか金かかるだけなんだよ!
金かかるランキングナンバー1だよ!」
「すいません、何を根拠にいってんですか、だいたいケーキは僕がもうさっき買いに行ってきましたし
てかもう夕方ですよ?寝過ぎなんですよ銀さん」
「ホラ、銀ちゃん、もう準備出来てるアルヨ」
「ケーキ?!ソレを早く言えよな!ったく、新八!お前はやれば出来る子だって信じてたよ!」
バッと布団から飛び起きてリビングに向かう
「うっわ、なんだコレ」
銀時の目の前に広がるのは色画用紙で作られた輪っかが天井にこれでもか、と言わんばかりに飾り付けられていた
「凄いだロ!私が飾り付けたアルヨ!」
「ガタガタですけどね」
「黙れ眼鏡ぇぇぇ!!」
「げほぁぁぁ!」
隣で起こる騒ぎを無視してケーキの箱を開けている銀時
「銀ちゃん!なに先に食べてるアルカ!」
新八をほっぽり出して今度は銀時に飛びかかる
「いだだだだ!ホラ、分けるわけるからぁぁぁ!」
「はい、じゃぁ気を取り直して、いただきまーす」
『いっただきまぁ〜す・・・』
銀時と神楽の頭には新八からの怒りの鉄槌、たんこぶができていた
今度はおとなしくケーキと鶏肉を食べる2人
いつもと違って静かな食卓だったけどまぁ、いいかな、って気もする
「ごちそうさまでした」
『ごちそーさまでしたぁ〜・・・』
先ほどの新八からの鉄槌がきいているのか口答えもせず手を合わせて声をそろえる2人
さっきはいいかな、ってきもしたけど・・・なんか違うアル・・・
ため息をついてごろん、と寝転がる
「おい、神楽」
「何ヨ」
寝転がったまま返事をする
「いいから、おきろって」
しぶしぶ起きあがって銀時を見る
「ホラ」
銀時の手には、薄桃色の長細い箱が握られていた
「ソレ・・・私・・・?」
銀ちゃんから箱を受け取る
恥ずかしくなったのか銀ちゃんはガサガサと新聞を広げて顔を隠してしまった
「あけてみなよ、神楽ちゃん」
新八にいわれてバリバリと包み紙をはがす
中から出てきたのは、かわいらしい簪
「うわぁ・・・」
シャラン、と綺麗な音が鳴る
「よかったね、神楽ちゃん」
「うん・・・」
銀ちゃんはまだ顔を隠したままだ
「銀ちゃん・・・アリガト」
返事は無かったけど、小さく銀ちゃんが何か言った気がした
めりーめりーくりすます!!