銀さんお誕生日おめでとう記念第二弾
「銀ちゃーーーーーーん!!」
ドスッという鈍い音と共に和室の襖が倒れる
「てめっ、お前・・・二日酔いなんですけど、ってか襖・・・」
あー、頭ガンガンする
グイッと女とは思えない力で布団から引っ張り出される
服は昨日そのまま寝たから昨日のままだ
ぐいぐいと二日酔いを訴える俺を無視して玄関に引っ張っていく
「オイ、お前何すんだよ」
「銀ちゃん」
クルッとこっちを向いてニヒッと笑う
「今すぐでてって」
「・・・は?」
え、何、その笑顔は何、とか考えてるうちに気がついたら玄関の外
仕方なくパチンコにでもいくとするか
「神楽ちゃん・・・、あの言い方はちょっと・・・」
窓からフラフラと歩いていく銀時を見て新八が言った
「ぇ?何で?」
「・・・ゴメン、銀さん」
パチンコから出ると辺りはすっかり暗くなっていた
一体何時間いたんだ
それもこれもあの酢昆布娘のせいだ
ホントに俺何かしたっけな、と考えてたら向こうから白いでかい犬が走ってきた
「さだは・・・ってえぇぇぇえ?!」
ものすごい勢いで走ってきたかと思うとものすごい勢いでぶつかってきてものすごい勢いで投げ飛ばされた俺を空中キャッチしてものすごい勢いで走り出した
「あだだだだ!定春君!足、足引きずってるぅぅぅ!!」
そんな俺の訴えを無視して走り続け、いきなり地面に落とされた
「定春ぅぅぅ!お前何してーんだ!って、ぇ、ここ」
目の前には万事屋の入り口
定春に促されガラッとあけると
パーン!!
「?!」
威勢のいい音と共にハラハラと髪に降りかかってくる鮮やかな色の紙切れ
「お誕生日おめでとー!!」
手にクラッカーを持ってニカッと笑っている二人
「お帰りなさい」
「銀ちゃん早く入るアルヨ」
いきなりのことに頭がついていかなかったけどようやくあぁ、今日俺誕生日か、と思い出した
「たまには悪くねーな」
「?なにかいいました?」
「いや、ホラ中はいるか」
こんな事がこんなに嬉しかっただなんて絶対あいつらには言えない