レッツ席替え!



「よぉし、おめぇら席替えすんぞー」

また急なこと言い出しやがったネ、あの天パ。


僕等の学校生活

隣の席は・・・


「いまさらかよ!」
「おせーよ天パ!」
「誰だ今天パって言った奴!自首したら校庭兎跳び2周で許してやる!」

とたんに騒がしくなる教室。
この席、結構気に入ってたのに。残念アル(前の方の席は嫌ネ)
横を見るとふざけたアイマスクをつけて寝ている奴が一人。
もちろん沖田以外にありえない(だって隣の席だし)

「オイ、席替えするんだって、起きろヨ」
「・・・ふぁぁ・・・」

盛大なあくびを一つして私の方に顔を向けてきた。
そしたらあのアイマスクと目が合ってしまった(最悪)

「アイマスクとれヨ、気分悪いネ」
「へーへー、そりゃすいませーん」

なんとも腹立たしい謝罪をしてアイマスクを下にずらした。

「・・・で?何か用かィ」
「だから席替えするって」
「ふーん・・・残念でさァ、この席気に入ってたのになァ」

めずらしい、私とコイツの意見が一致するなんて。

「後ろの席だし、窓側だし、寝ててもバレねぇし・・・」
「同感アル」
「それに、あんたもいるしねィ」
「・・・は?」

え、ちょ、ちょっと待て。今なんて言った?

「は?って、聞こえなかったんですかィ?」

ニヤリとあの黒い笑みを浮かべる。

「き、聞こえたけどっ・・・」

きっと今の私の顔はゆでだこのように真っ赤なのだろう(だって、コイツが!)

「なに赤くなってんですかィ、隣がアンタで俺も毎日からかえるから飽きない、って意味ですぜ?」

なのに、なに顔真っ赤にしてんでェ。そう最後に付け足した。
その言葉にまた顔が熱くなった。

「なっ・・・わかってるアル!そんなこと!」
「ふ〜ん?」
サドだ、コイツはやっぱりサディスティック星の王子だ!
まだニヤニヤ笑ってる沖田から目をそらして前を見る。

「銀ちゃん!早く席替えするアル!」
「は?席替え?」
「そーヨ!するって言ったアル!」
「あー、もーやめた」
「え?」
「おめーらがゴチャゴチャうっせーから席替えは中止!卒業までその席だから」

聞いてなかった?さっき言ったんだけど。そう言ってジャンプに目を戻した。

「・・・」

横を見ると沖田がまたあの黒い笑みで笑っていた。

「卒業までよろしくでさァ」
「・・・嫌だァァア!」

教室に私の叫びが響き渡った。


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