青い青い空の下
この空の下で、あなたは何をしているのでしょうか



青い空の下で 


真選組が、アイツが、京へいって二ヶ月すぎた
別れの時いつ帰ってくるかわからない、とアイツはいった
もしかしたら帰ってこれないかもと、とも
でも私は信じてる
絶対アイツは帰ってくる
あの、ふてぶてしい笑みを浮かべながら歩いてくる、って




今日もいつものように酢昆布をくわえて散歩に行った
少しの期待をもって、アイツの通りそうな道を
河原の前を通った
足が止まる

まさか、あれって・・・!

ガサガサと草をかき分けて寝そべっている人の向かって歩いていく

「・・・」

違う、全然違う
寝そべった人から少し離れて見る
よくよく見るとアイツと全然違った
あのアイマスクをつけていないし、背もアイツより高い
ため息をついて戻ろうと踵をかえした

「ーーー帰るんですかぃ」
「!」

懐かしい声に振り返った
その声の主は起きあがってこちらを見てニヤっと笑った

「俺に会いに来たんじゃないんですかぃ?」
「っ沖田!」

思わず河原の土手を駆け下りて沖田にぶつかるように抱きついた

「おわっ」

沖田もバランスを崩して倒れた

「ってぇ・・・おい、はやくど・・・」
そういいかけて口をつぐんだ
それからポンポンと神楽の頭をたたいた

「・・・ゴメンな」
「・・・知らないアルっ」

ギュッと沖田の吹くの袖を握る

「泣くんじゃねーや」
「泣いてないアル!」

ぶんぶんと頭を振って顔をごしごしとぬぐう
そんな神楽を見て微笑んだ

「ただいま」

一瞬キョトンとした神楽の顔がニカッっと笑顔になった

「おかえりアル!」







「お前、いつ帰ってきたアルカ」
「昨日でさぁ」
「昨日?私昨日はここに来なかったアルヨ」
「そーなんですかぃ、俺も昨日は屯所にいやしたぜ」
「ふーん」

実は、万事屋の前まで行った、と言ったらお前は驚きますかねぃ